2019年10月22日
ステッピングモーター——むしろ優れている!驚きの「停止精度」
「停止精度はあまり高くないのでは」と考えていたら、しっぺ返しを食らうことになるかもしれない。むしろ、ステッピングモーターは停止精度に優れているのだ。その特長に、オープンループで正確な制御が可能だという点がある。たとえばRKⅡシリーズを使用して回転テーブルの位置決めを行った場合、その停止精度は±0.05度以内(無負荷時)。誤差はステップ間で累積しないので、高精度な位置決めができる。エンコーダを必要としないモーター構造は、ステッピングモーターの駆動システムがシンプルであること、安価であることにもつながっている。
実は、
停止精度がすごい!
たとえばステッピングモーターの停止精度±0.05°をボールねじ機構に換算すると
【使用条件】
●使用モーターRKⅡシリーズ
●ボールねじのリード10mm
↓
停止精度±1.4μm
一般的に研削ボールねじの精度は±10μm。
転造ボールねじの場合はさらに、精度がさがり±20μmなので、ステッピングモーターの停止精度がボールねじの精度より十分に高いのがわかる。
オープンループなのに高い停止制度

実は、
停止精度がすごい!
たとえばステッピングモーターの停止精度±0.05°をボールねじ機構に換算すると
【使用条件】
●使用モーターRKⅡシリーズ
●ボールねじのリード10mm
↓
停止精度±1.4μm
一般的に研削ボールねじの精度は±10μm。
転造ボールねじの場合はさらに、精度がさがり±20μmなので、ステッピングモーターの停止精度がボールねじの精度より十分に高いのがわかる。
オープンループなのに高い停止制度

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